こんにちわ、ユミです。
いよいよ暑くなってきました。夏本番です。 日焼け止め面倒とか思う自分は将来のシミ、ソバカスが心配です。 顔はちゃんと毎日塗ってるんですけどね。 腕とか脚はめんどいです
さて、そんな今週の1冊。

瀬戸内寂聴さんの「女人源氏物語」です。
・内容紹介 比類なき美貌と知性を合せ持つ宮廷1の貴公子、光源氏とさまざまな女人たちの恋物語。千年の時を超え読みつがれる華麗なる王朝絵巻「源氏物語」。とばりの奥深く秘められた、愛の恍惚と苦悩を、女人たち自身のモノローグで紡ぎ出す鮮烈な「瀬戸内源氏」の世界。本巻では理想の男性・光源氏の誕生。亡き母の面影を慕う源氏はついに父帝の女御と罪深い1夜の逢瀬を持つ。年上の女人に魅かれる青年の情熱。
今年は源氏物語が書かれてちょうど1000年が経った年だそうです。 私がこれを読んだのは本当に偶然なのでびっくりしました。 「十人十色 『源氏』はおもしろい」(今は絶版?)という瀬戸内さんの対談集を読んだからなんですけどね
でもこれ、面白かったです〜! すんごいわかりやすかった。今まで読んだ源氏物語訳のなかで一番。
今までぼんやりとしか見えてなかった光源氏が、 女の口から語らせることでどんな男なのかはっきりとイメージできました
簡単に言えば光源氏にかかわった女の人が 「あの男さー」みたいな感じで語ってる本です。笑 この本のキャッチコピーは「千年を超えて変わらないもの」。 恋愛の愛憎というのはいつの時代も変わらないのだな、としみじみ実感させられてしまいます。
今まで谷崎潤一郎、与謝野晶子、窪田空穂、円地文子、そして瀬戸内寂聴さんなど(あとは知らない・・・誰がいるんだろう)が源氏物語の現代語訳に挑んできましたが、この本の瀬戸内さんのユニークな試みは他に類を見ないもので、1000年目を迎えた今年、再度話題になっているんですね。 (初版は1988年らしい←私と同い年 )
確かに読みやすい。 しかも、作者独特の大胆な解釈が加えられていて、ちょいちょいびっくりさせられます。
たとえば、この1巻で言えば 桐壺がはっきりと光の君(源氏)が帝になってほしいと思っていることをはっきり書いているところ。 空蝉が実は光の君を好きであることをはっきりと書いているところ。 葵が物の怪の正体が六条の御息所であることに気づいていることをはっきりと書いているところ。 今まで「あれ、ひょっとしてそうなのかな?」と思わせる程度にぼかしている個所を明確に書いている! これにはびっくりさせられました。
しかもちょいちょいドキドキさせられる会話も大胆に。 光の君が元服し、北の方となる葵と過ごす初めての夜に 義母の藤壺がお付きの女房と交わす会話。
「葵の上はいくつにおなりになったのかしら」 「たしか光の君より4つ上と聞いておりますから、17ですね」(的な。すごいうろおぼえ笑) 「・・・・・・わたくしとひとつしか違わないのね」
すごい会話です。 藤壺も光の君めっちゃ好きやん!て感じです。笑
ついつい熱く語ってしまいました。 とにかく、源氏物語に興味のない方も、気楽に読んでみるのもいいと思いますよ!
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